Arete Orthopaedic Centre(アレーテ整形外科センター)では、ワンLS医師がスポーツ傷害に関する特別な専門知識を持っていることにより、スポーツや運動から生じる幅広い傷害を診断し、治療できます。
彼自身がスポーツに熱心な人物であるワン医師は、傷害と向き合うときの気持ちを十分に理解しており、アスリートが経験する恐怖や苛立ちを汲み取れます。
そのため、患者さんが完全体で速やかな回復ができるよう、可能な限り努めます。
膝前十字靱帯(ACL)は膝にある軟部の組織で、大腿骨と脛骨(けいこつ)をつなげています。靭帯の一部または全体が断裂した場合、断裂した靭帯は天然のACLを模倣した移植組織に置き換えます。
移植組織は患者さん自身のハムストリング、四頭筋または膝蓋腱から、もしくは臓器提供者(ドナー)から採取します。時間が経つにつれ、腱は治癒し、元々あった損傷したACLに代わって、関節の安定性をサポートします。
低侵襲の関節鏡手技で行われるACL再建手術は外来患者に施す手術で、患者は手術と同日に帰宅できます。
膝関節置換を施術するうえで最も多い理由は、変形性関節症による激しい痛みを緩和するためです。膝関節置換の手術中は、損傷を受けた軟骨と骨を取り除き、プロテーゼ(人口器官)と差し替えます。
部分置換 – 損傷を受けた膝の軟骨部分のみをプロテーゼと置き換えます。
全置換 – 関節炎の痛みを伴う膝関節を人工関節に置き換えます。
再置換 – 元のプロテーゼを取り除き、新しい人工関節を取り付けます。
股関節の再置換手術は、すり減った、または損傷を受けた股関節を人工関節に置き換える手術です。従来の股関節の再置換手術は、股関節にたどり着くために、主要な筋肉の切開が必要でしたが、前方進入法と後方進入法は低侵襲法を使用して、主要な筋肉や腱を切らずに股関節を置き換えます。
前方進入法 – 股関節の前方近くを小さく切開し、損傷した骨や軟骨を取り除き、人工の股関節を移植します。
低侵襲後方進入法(MIS) – 股の上部を小さく切開し、股関節にたどり着くために筋肉や組織を切り離します。そうすることで外科医は主要な筋肉を切らずに済みます。
変形性関節症または膝の無理な捻り、特にコンタクトスポーツの最中は、半月板が損傷することがあります。半月板の修復は外来患者に施術する手術で、断裂した半月板を低侵襲後方法で修復します。断裂した部分は結合し、自然治癒できるようにします。
関節に接する骨の端にある滑らかなクッション、関節軟骨がすり減るまたは損傷すると、可動性や生活の質の低下を感じ、初期の関節炎にもなります。通常、軟骨の損傷は自然治癒が難しいため、関節の周囲に軟骨のような組織を形成する修復手術が、治療するための選択肢です。
整形外科の外傷治療は幅広い範囲を含んでおり、単純な骨折から複雑骨折を含む重症な命に関わる事故まであります。スプリントやギプス、インプラントを用いて、ずれた骨を固定し、折れた骨を治癒します。